くまさんです。
うっかり風邪をひいてしまいました。
おなかが痛くなったり、咳や鼻水が出るし。
一通り風邪の諸症状をこなしてしまいました。
今日のテーマは「攻撃行動とは何か?」です。
最近、人を殴ったことがあるだろうか?
そんなことはない人が多いと思う。
では、人の悪口を言ったことは?
「ない」と答えながらもよく思い出してみると、友だちや先輩を批判した。
そこにいない人の悪口を言ったりしたことも一度ぐらいはあるはずだ。
攻撃行動というと「殴る」「蹴る」など身体的暴力を連想するので、
自分には身近でないように思えるかもしれないが、
悪口となるとかなり身近に感じられるだろ� �。
実は、悪口もれっきとした攻撃行動でなのだ。
バスという人は、攻撃的行動を三つの次元の組み合わせから8つのタイプに分類している。
次の表はその八つの攻撃型の具体的な例である。
気分障害の翻訳
身体的-積極的-直接的:相手を直接殴る、蹴る。
身体的-積極的-間接的:相手を落とし穴に入れる。誰かに殴ってもらう。
身体的-受動的-直接的:相手の行動を妨害する。
身体的-受動的-間接的:やるべきことを拒否する。
言語的-積極的-直接的:相手を侮辱したり、非難したりする。
言語的-積極的-間接的:相手の悪いうわさを流す。悪口を言う。
言語的-受動的-直接的:相手と話をしない。
言語的-受動的-間接的:相手が非難されていても、かばったりしない。
(バス1971を参考に作成)
まず、ひとつの切り口として攻撃的行動が身体的か言語的かである。
殴る、蹴るなどや、武器を使用しての攻撃行動が身体的攻撃行動である。
それに対して「どなったり」「侮辱したり」「悪口をブログで書いた」
など言葉や文章を使用して攻撃行動するのが言語的攻撃行動である。
攻撃行動といった場合、社会的には暴行事件など身体的攻撃行動に関心が強い。
身体的攻撃は、目にみえる。
減量チーム名
極端な場合は死亡することにもなるので、大問題になるものだ。
現代においては全体的にみると身体的攻撃行動は社会的制裁が強く、
社会においては抑制されるているといえるだろう。
しかし、社会的抑制の届きにくい、校内、社内いじめやDVなどの暴力が多発している。
他方、現代社会において問題化しているのは言葉を使った暴力や攻撃行動である。
言葉による暴力は、知り合いの罵り合いからマスコミを使った大量伝達、
メールや文書による批判合戦、無言電話など、
マスメディアやインターネットの普及により、多様な形で行われるようになってきた。
攻撃行動の2つ目の切り口は、積極的か受動的かである。
自分から行動を 起こす場合が積極的攻撃行動である。
相手の行動を妨害したり、相手からなされた行動に対処して反発するような攻撃行動が受動的攻撃行動である。
攻撃行動の3つ目は、攻撃行動が直接、当の相手に向けられているか、別のものに向けられるかである。
動物の強迫観念は、友人を失った
攻撃の対象を直接殴る、あるいは、その人に直接手紙を書いて批判するなどは直接的攻撃である。
しかし、直接的攻撃は社会的要因から抑制されることが多い。
たとえば、人は欲求不満のとき攻撃しやすいといわれている。
人間関係においてそのような欲求不満を生じさせる相手はたいてい自分より上の人、つまり、上司や先生、先輩である。
では、そのような人に対して、
直接攻撃行動をするかというと社会的状況を考慮に入れるとよほどのことがない限り、実際にはなされない。
そのような直接的攻撃行動は、後のことを考えると代償が大きすぎるので、抑制されるのである。
その代わり、その攻撃行動の矛先が抵抗のでき� �うにない弱い相手に向けられることになるのである。
これが、間接的攻撃行動である。
また自分でやらないで誰かを使って攻撃させることや悪いデマを流すなども間接的攻撃である。
目につくのは、暴力事件など直接的攻撃行動である。
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