2012年4月14日土曜日

とっしーのblogちゃ何ね?: エッセイ


一週間前の夜、寝る前、突然その激痛は襲ってきた。

場所はちょうど左の腎臓の裏のあたり。

どんな体勢になっても痛くてたまらないので、とうとう夜中の3時くらいまで全く寝れなかった。

3時間くらい寝て、起きたらまだ痛みはあるものの、生活に支障がない程度に治まったので、その日は取り敢えず病院にも行かずに出勤した。

午前中はそれほど何ともなかったんだけど、午後になって徐々にまたあの痛みが襲ってきた。

そして夕方5時過ぎくらいから、だんだん耐えられなくなってきて、変な汗までかいてきた。

気になるのは、痛みがちょうど腎臓の辺りから来るので、まさか腎臓結石とか変な腎臓の炎症やないやろうねぇということだった。 

「腎臓結石やったら、陣痛以上に痛いらしいよ」

と職場の女性から言われたけど、陣痛がわからんけん、比較のしようがない。

そこで、しょうがないので、

「じんつうりきっ!!」

とくだらないギャグで返した途端、

アイテテテテテ!!

と罰が当たって、またあの痛みに襲われた。

とにかく、ネットで体験談とか調べたら、この世のものとは思えないほどの痛みらしい。


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ただ自分の中では、このうずくような痛みが、昔経験した肉離れの症状そっくりだったので、何かの拍子にお腹の筋肉を痛めたのではないかと考えていた。

一つだけ心当たりがあるとすれば、その痛みが襲ってくる2時間くらい前に、海岸をジョギングして、クールダウンの運動のときに腰を激しくひねる運動をしたことだ

ツイスト!ツイスト!

こないだから言ってるヘルシア緑茶でお腹の周りの内臓脂肪が削げ落ちた感じになってきたから、昔はこんなことよくやってたなぁと思い出して、腰を思いっきりツイストする運動をやったんだった。

まぁ、これくらいで肉離れになるんかなぁという気もするけど、このうずくような痛みと治ったと思ってしばらくたったらまた襲ってくる感じが肉離れとそっくりなので、土曜日にやっと整形外科に行ってみた。

で、診断の結果・・・

よくわかりませんでした。

お医者さんの表情を見ていると、それくらいで肉離れになるかなぁと言いたげの様子でした。

でも筋肉痛かもしれないから、電気治療して痛み止めのお薬と湿布薬はもらったけどね。


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レントゲンも取ったんだけど、それを見ながらお医者さんから言われたことは、問題の左の腎臓の辺りに白い物が映っている。

なので、腎臓結石も疑ってみた方がいいかもしれない、とのことだった。

でも腎臓に石があるだけで、こんな筋肉がうずくような痛みになるはずがない。

実際、電気治療で痛みが随分と緩和されたし、動くときにお腹に力がかかるたびに痛みが走るので、ますます筋肉痛の疑いに自信を深めた私は、とにかくお腹の筋肉に力がかからないように、できるだけ寝ころがって安静に務め、湿布で患部の炎症を抑えるようにした。

休日はいいんだけど、平日は出勤するのに歩いたり、階段を上ったりもしなければならないので、そのたびに痛みを我慢していた。

痛みは最初の時よりは激しくなくなったような気もするけど、一向に治まる様子はない。

なぜかお昼はそれほど痛くないんだけど、夜になると激しく痛み出すので、この1週間、完全に寝不足になっていた。

そして、昨日の夜、最初のときのような激しい痛みが襲ってきた。

お腹の内部が腫れ上がったように炎症を起こして、お腹が破裂しちゃうんじゃないかとマジで思いました。


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こんなに痛いのなら、明日は休みを取って総合病院に行って、きちんと診てもらおう。

「結石かもしれないので、欠席します。」<(_ _)>

明日はそう言って職場に電話を入れようと思いついた矢先にまたあの痛みに襲われて、あっさりギャグも吹っ飛んだ。

なんか、痛みが出てから、1時間ごとに尿意をもよおしていました。

だけど、おしっこはちょろちょろと少し出るだけ。

あ、この感覚、そういえばあの最初にお腹痛くなった日の日中、1時間おきにトイレに行って、なんでこんなにおしっこに行きたくなるんだろうと不思議に思ったよなぁ。

ということは、やっぱり腎臓なの???

その時、尿と一緒に黒っぽい物が便器の中に飛んで行きました。

ひょっとして結石か・・・

その後、まるで魔法のようにお腹の違和感がなくなっていました。

今までお腹の中が腫れ上がっていたのが、すーっといつものお腹に戻っていました。

あとで調べたんだけど、石が尿管とかに詰まったときに、腎臓が思いっきり腫れ上がるらしい。

これが痛みの正体だった。

闘いは終わった。

そう思った途端にこの1週間の疲れと寝不足による睡魔が襲ってきた。

ぐったり


とにかくほっとしたけど、その後の調べで、腎臓結石になった人のほとんどが、また腎臓結石になる、ということが判明した。

あの痛みをまた体験することを考えただけでたまらないけど、これからは結石にならないような食習慣の改善に務めなければと思っています。



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